ビヨンドトゥモロー夏季グローバル研修2014
2014.11.14
~欧州プログラム・米国プログラム・アジアプログラム~
概要
一般財団法人教育支援グローバル基金は、2014年夏に「ビヨンドトゥモロー夏季グローバル研修」を開催しました。東日本大震災という逆境を乗り越え、グローバル・リーダーを志す東北出身の高校生大学生が、欧州、米国、フィリピンを訪問し、異文化に触れ、それぞれの地で活躍するリーダーと交流し、自分の社会における役割を考える機会となりました。
プログラムの目的
- 短期海外研修を通し、グローバルなリーダーシップのモデルを学び、東北復興へのヒントを得る。
- 世界の人々や文化に触れ、東北について自ら発信し、東北発のグローバル・リーダーシップのモデルを構築する。
プログラム
欧州プログラム(フランス・ドイツ)
【期間】7/27日(日)~8/2(土)
長い歴史と豊かな文化を誇るフランス・ドイツを訪問し、欧州が共同で創立したエアバス社を訪問。欧州が誇る航空産業を実際に目で見て学び、また、欧州における多様な文化がいかにビジネスを牽引しているかを肌感覚で学びました。また、フランスやパリの街を歩き、街の景色の背景にある歴史や思想に触れ、リーダーシップに求められる教養を身に着ける機会を提供しました。
米国プログラム(ニューヨーク・ボストン)
【期間】8/1(金)~8/10(日)
常に新しい思考で時代を切り開いてきた米国を訪問し、イノベーションが社会を切り開いてきた事例を学び、東北復興にどのように活かしていくかを提言にまとめました。また、ニューヨークやボストンで活躍するリーダーたちとの交流を通し、東北の今を米国の人々に伝えるアンバサダーとしての役割を果たす機会を得ました。
アジアプログラム(フィリピン)
【期間】8/13~8/21
台風30号により壊滅的な被害を受けたレイテ島を訪問し、被災した同世代の若者たちと交流し、将来の災害リスク軽減のために何ができるかを考えました。セブ島でのアクティビティや、マニラでの提言発表など、様々な活動を通し、自然災害が頻発するアジア太平洋地域の国の若者による災害についての発信プラットフォームの構築にむけた一歩となりました。
参加者
下記の条件を満たす高校生・大学生からの応募を募り、書類選考により、総計26名が参加しました(欧州10名、米国8名、アジア8名)。
高校生 | 大学生 |
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支援企業・団体
エアバス
国際交流基金
マニラ日本文化センター
米日財団