ご支援・ご寄付のお願い

逆境にある若者を応援するために
ご寄付でお力をお貸しください

ビヨンドトゥモローは、親を亡くしたり、虐待やネグレクトから保護されるなどの困難を経験した若者たちを応援してきました。それは、困難を経験した若者たちは、他者の心の痛みに共感し、行動できる資質を持っていると考えるからです。彼らが、自身の困難な体験を「共感する力」に変え、社会の各所で活躍することで、社会はより寛容な場になっていくはずという考えの下、私たちは活動を推進しています。私たちが暮らす社会の未来のために、ご寄付のご協力をお願いいたします。

支援を必要とする若者

  • 親との死別・離別を経験している

  • 児童養護施設または里親家庭に暮らす

  • 生活保護受給世帯に暮らしている

ビヨンドトゥモローには、親との死別・離別、児童養護施設や里親家庭で暮らすなどの経験を持つ若者が日本全国から集います。様々な困難に見舞われながらも、自ら変わりたい、環境を変えたいという強い想いを持ち、ビヨンドトゥモローの活動に参加します。

山口県/大学生

農家に生まれ育ち、小学生の時に家族を支えてくれた父が自死。日本語を話すことができない母を新聞配達で支える貧しい生活の中、自分は幸せになってはいけないのだと思っていた。

岐阜県/短大生

どうしても、学校に行きたかった。学校に行くことが許されなくなった時、私は家を出るという決断をした。翌日、アルバイトに行くと嘘をついて家をでて、学校の先生に助けを求め、私は一時保護され、児童養護施設に来た。

これまでのご支援と成果

これまでビヨンドトゥモローは、多くの方々に支えられ、
逆境にある若者たちを応援してまいりました。

これまでにご支援くださった方々*1 5,362人
ご寄付金額 約581,660,000円
奨学生数*2 149人
人材育成プログラム参加人数*2 3,147人

[*1]2011年度~2019年度の合計(個人、団体含む)
[*2]2011年度~2020年度の合計

支援プログラム

困難を経験した多くの若者が
ビヨンドトゥモローの様々なプログラムに参加し、
人間的成長を遂げています。

奨学金プログラム

ビヨンドトゥモローに参加する学生の多くが経済的に困窮しており、奨学金などの外からの経済的支援なしに進学が難しい状況にあります。ビヨンドトゥモローでは、進学を希望する高校生を対象に受験費用や入学検定料などを上限10万円給付する他、大学・短大・専門学校に進学する学生を対象に、年間50万円の給付型奨学金(返済不要)を支給しています。毎年、日本全国から応募があり、書類選考および面接選考により対象者を選抜しています。選考においては、学力ではなく、これまでの困難を糧に将来社会に尽力する資質を重視しており、これまで149人(2020年度まで)の学生たちに奨学金を給付しました。

人材育成プログラム

ビヨンドトゥモローでは、お金の支援だけでなく、日常の中ではえられなかった体験の機会を通しての人間的成長の機会の提供を重視しています。これまでに困難を経験した若者たちが集い、仲間と共に、社会の中で自分たちに何ができるかを考えるディスカッションやスピーカーセッション、プレゼンテーション作成の機会などを通して、自らの役割を考えていきます。国内で合宿形式のプログラムを年に数回行うと共に、夏休みにはアメリカやアジアでの海外研修を開催し、国内の社会課題だけではなく世界に視野を広げる機会の提供を行っています。

ご寄付の使い道

1. 進学のための返済不要の奨学金支給

高校卒業後の進学準備における受験費用や、進学後の学費や生活費を支援するための返済不要の奨学金の支給を行います。

2. 人材育成プログラムの運営

年間を通じて国内外において人材育成プログラムを開催し、困難を経験した若者たちが仲間と出会い、視野を広げ、人間的成長を遂げる過程を応援します。

3. プログラム終了後のフォローアップ

ビヨンドトゥモローに参加した後も、彼らが歩く道を応援していきます。プログラム開催時には、卒業生たちが後輩のサポートにあたる機会の提供も行っています。

4. 支援を担う人材の育成

支援活動を担う優秀な人材を積極的に登用・育成し、活動を支える優秀な支援スタッフの雇用安定を目指します。

5. 調査・発信活動

逆境にある若者を支援・育成することの意義について社会の理解を促進するための発信活動を行っています。

※当財団では、年間予算の2割を上限に財団の運営費用(管理費)に充当いたします。尚、2019年度支出実績においては、総費用の内、約12%が財団運営費用となっています。

マンスリーサポーターを募集しています

皆様からいただくご支援は、ビヨンドトゥモローが困難な環境におかれた若者を支援するための、返済不要の奨学金の支給をはじめ、将来のリーダーを育むための人材育成プログラム、調査・発信活動など様々な用途に役立てられています。皆様の継続したご支援をお待ちしております。

5,000円/月

オンラインプログラムの実施(30名)


【過去の活動例】
①「パネルディスカッション」講師:池上彰氏
②「フィリピン・セブ島大学生との交流」ゲスト:セブ島スラム街で暮らす学生
③「金融教育プログラム」講師:アコム株式会社様

1,000円/月

2人の奨学生に
PCの貸与(1年間)

10,000円/月

2人の奨学生が
国内研修に参加

支援を受けた学生の声

“大学進学に向けて、学業にひたすら励もうと考えていたが、参加したことで“人間力を鍛える”大切さに気づきました。”

“全国には高い志を持った同年代の人たちがたくさんいるのだということを実感しました。”

“互いの経験を新たな人生の夢や目標に昇華させている自分と同じ若い世代の存在を知り、自らの未来の決意を新たにしました。”

マンスリーサポーター特典

ビヨンドトゥモロー の活動の様子や学生の声を定期的にお届けします。

活動報告・各種イベントのご案内

年次ハイライト(報告冊子)のご郵送

今回のみのご寄付の方はメールマガジンのみとなります。

ご寄付に関するよくあるご質問

ビヨンドトゥモローについて

Q. 情報公開はどうなっていますか?

A. 年度ごとの事業報告書、財務諸表、活動ハイライトを情報公開のページに掲載しております。こちらよりご覧ください。情報公開

Q. どのような運営体制なのでしょうか?

A. 有給職員3名、その他学生や社会人のボランティアの方々にお手伝いいただいています。

Q. 資金はどのように集めていますか?

A. ビヨンドトゥモローの活動資金は全て皆様のご寄付により運営されております。皆様のご協力をお待ちしております。

寄付方法について

Q. 税制優遇は受けられますか?

A. ご寄付による税制優遇をご希望の場合は、公益財団法人信頼資本財団からのご寄付をお願いしております。協力先である信頼資本財団の下記サイトよりご寄付のお手続きをいただくことで、ご寄付が税制優遇の対象となります(公益財団法人へのご寄付に際する税制優遇の詳細については、管轄の税務署にお問い合わせください)。公益財団法人 信頼資本財団

Q. 領収証はもらえますか?

A. 銀行振込、クレジットカード決済、信頼資本財団からのご寄付の場合は、発行が可能です。ご寄付お申込み用フォームにて、領収書発行方法のご希望(メール、郵送)をお知らせください。ご寄付後1か月以内であれば、FAXでのご依頼で後日発行させていただくことも可能です。Tポイントでのご寄付につきましては、領収書は発行されませんのでご注意ください。

Q. 海外からも寄付できますか?

A. 海外からのご寄付も可能です。クレジットカードでのお手続きをお勧めいたします。

活動について

Q. どうやって募集・選考をしていますか?

A. 毎年秋から冬にかけて奨学金給付プログラムの募集をホームページ上で公開しております。対象によっては、関係機関である全国の児童相談所、児童養護施設、高等学校などへのダイレクトメールの発送も行っております。選考は、理事会で選出した、第三者を含む選考委員会によって書類審査、面接審査などを経て合格者を決定しております。

Q. 参加した後学生はどうなっていますか?

A. プログラムが終了した後も、ビヨンドトゥモローと卒業生との関係は続きます。現役の参加学生向けに実施するプログラムに参加していただいたり、その他イベントや事業ごとに、それぞれのスキルを提供していただいたりすることもあります。ビヨンドトゥモロー、そして仲間同士の繋がりは、永く続きます。