公益財団法人教育支援グローバル基金|ビヨンドトゥモロー

自分の居場所をお互いが確認できる存在だなと改めて感じました。

21年度奨学生#スカラーKさん

参加年次:大学1年生

ビヨンドトゥモローには、親との死別・離別、児童養護施設や里親家庭で暮らすなどの経験を持つ若者が日本全国から集います。困難な経験を分かち合い、意見を交わすことを通して、自らの経験を糧に社会に力を添える存在となることを応援しています。21年度はコロナウイルス感染の影響を受けながらも、オンラインでのスピーカーセッションやオンライン・オフラインを併用したハイブリッド形式で開催することが叶いました。今回は21年度奨学生に1年間の活動について話を聞きました。

 

Q1. 1年間の奨学生としてのプログラム参加は、充実していましたか?

率直な感想として、とても充実していました。ビヨンドトゥモローでの各プログラムでのディスカッションやゲストスピーカーの方々との対話が特に印象に残っています。1年間という期間の中で、スカラー(大学生)やエンデバー(高校生)の人間性としての魅力にさらに気がついたり、共に成長していく環境で意見を交わしたりしたことは有意義な時間でした。

Q2. ビヨンドトゥモローの仲間と会ったことで、自分自身の変化はありましたか?

ビヨンドトゥモローの仲間と出会ったことで、自分自身と向き合うことの意味を改めて学ぶことができました。ただ自分の欠点を悲観するのではなく、今の自分と目標をどのように繋げるかを学んだり、誰かと一緒に共通のゴールを目指して切磋琢磨したりする面白さを感じることができました。

Q3. 1年間で最も印象に残っていることはどんなことですか?

特に印象に残っているのは、1年間の活動の締めくくりとして参加した沖縄でのクロージング・プログラムです。最後のプログラムということもあり、特に一緒に活動してきたスカラーのメンバーと活動しましたが、スカラーのメンバーといると心が次第に落ち着き、自分の居場所をお互いが確認できる存在だなと改めて感じました。

Q4. これからどんなことを目指して行きますか?

2022年度のインターンシッププログラムに参加し、ビヨンドトゥモローでの活動を継続していきます。これまでビヨンドトゥモローの活動を通して、自分が一歩踏み出すためにどうすれば良いかや、社会の中でどのような視点を持つべきか考える瞬間がとても多く、その機会によって、自分自身も成長できたらと感じています。そのようなチャンスを今年度の奨学生に繋げていければと思います。