オピニオンシリーズ
今、なぜ、逆境にある若者を対象とした人材育成が必要なのかについて、様々な見地から検証いただき、その内容をシリーズで発信してまいります。この取り組みに、ぜひ多くの方に関わっていただき、逆境にある若者たちがその困難を糧に輝くことのできる社会の実現にお力添えいただきたく、お願い申し上げます。
今、なぜ、逆境にある若者を対象とした人材育成が必要なのかについて、様々な見地から検証いただき、その内容をシリーズで発信してまいります。この取り組みに、ぜひ多くの方に関わっていただき、逆境にある若者たちがその困難を糧に輝くことのできる社会の実現にお力添えいただきたく、お願い申し上げます。
渡辺 嘉久
読売新聞東京本社紙面審査委員会委員長
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寺田 拓真
広島県総務局付課長、前・広島県教育委員会学びの変革推進課長、立命館アジア太平洋大学(APU)特別研究員
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中川 亮平
長野県立大学グローバルマネジメント学部准教授
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ビヨンドトゥモローは設立以来、「逆境は優れたリーダーを創る」を理念に、逆境にある若者が社会で活躍するためのチャンスを提供してきました。奨学金支給や人材育成プログラムの運営を活動の柱とし、困難な状況にある若者たちが社会の各所で活躍する過程を応援しています。その背景には、時に画一的な物差しで人の価値を測りがちな世の風潮へのアンチテーゼがあります。
弱い立場を経験し、人の心の痛みを理解する資質を持った若者たちが様々な道で活躍し、新たな価値観がもたらされることにより、社会がより寛容な場になっていくはず、という信念で、この活動を推進してきました。そして設立以来、数多くの若者たちがこの活動に参加し、今日もそれぞれの道で歩みを進めています。
この取り組みの意義を更に包括的なものにすべく、新たなアプローチとして、奨学金支給や人材育成プログラムに加えて、社会に対しての発信活動に取り組んでまいります。逆境にある若者たちを応援することの意義や、その取り組みにまつわる課題について幅広い視点から考察・検証し、その内容を発信し、社会の関心を喚起することで、社会全体が逆境にある若者が活躍できる道を整備していくことにつながるのではないか、そしてそれがビヨンドトゥモローの新たな責務になるはずと考えています。
なぜ今、逆境にある若者を対象とした人材育成が重要なのか。
この問いへの答えを探すことはたやすいことではありません。人道的見地からの弱者救済も重要ですが、それだけではなく、逆境にある若者が活躍できる社会の実現は、社会の持続的な発展のために重要な意味を持つはずだと私たちは考えています。
この議論を進めるためには、児童福祉という視点だけでなく、領域の垣根を越えた多角的な思考(=マルチステークホルダー・アプローチ)が重要です。社会保障のあり方、教育制度におけるビジョン、社会格差がもたらす社会経済的な影響など、広い見地からの対話を通じて、進むべき道が見えてくると考えています。そのために、ビヨンドトゥモローでは今後、発信活動を強化し、多様な領域において知見を持つエクスパートの方々のご協力の下に、論説の発信およびラウンドテーブルやシンポジウムの開催を行う予定です。
毎月継続支援の決済方法はクレジットカードのみとなります。
個人様からのご寄付は、所得控除方式の寄付金控除・個人住民税の控除・相続財産寄付に対する控除の対象となります。(※なお、2024年9月現在、税額控除は受けられませんが、当局宛申請を検討中です。)
法人様からのご寄付は、特別損金算入限度額が設けられます。
詳しくはこちらをご覧ください。
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