2021年7月フィリピン・セブ島大学生との交流会開催報告
~フィリピン・セブ島を取り巻く貧困問題を考える~
セブ島のスラム街で暮らす大学生と交流しました
概要
【主 催】一般財団法人教育支援グローバル基金
【協 力】株式会社エイチ・アイ・エス
【開催地】オンライン
【参加者】ジャパン未来スカラーシップ2021参加学生6名
エンデバー2021参加学生12名、フェロー2名、フィリピンセブ島出身の大学生6名、他スタッフ
プログラム・ハイライト
参加学生の声
BEYOND Tomorrow 参加学生
ホームレスや貧困問題について一応知っていたつもりだったけれど、フィリピンの現状を実際に教えてもらって、日本に届く情報はどこかで人の手が入って幾分優しく伝わっていたのだと思えた。やはり海外についてしっかりと知りたいのならば自分の目で見て耳で聞いて体で体感することが、必要なのだと思えた。
伝わったのかはわからないけど英語で自己紹介できてよかったです。また、積極的に発言、交流ができたので達成感でいっぱいです。フィリピンについて興味がわいたのでもっと交流できる機会があれば是非参加したいと思います。
セブ島の学生さんのお話の中で、”survive”という言葉が使われていることに気がつき、ただ生きていくという感覚ではなくて自分が命をかけて生きているんだというメッセージがあるように感じました。フィリンピンには生活保護がないということを知り、実際に貧困層がどのような暮らしを迫られているのかということを今回知ることができて本当に勉強になりました。
フィリピンの産業としてBPO(Business Process Outsourcing)という仕組みがあるということがわかり、池頭さんのお話にもあったように、他の国と関係性を作りながら産業を発展させることは面白いなと感じました。実際にストリートチルドレンから大学生になった学生さんのお話を直接聞くことで、とても身近な問題に感じました。動画や学生さんのお話の中から、本当に家族が大切で、常に家族を思う気持ちがとても伝わってきました。貧困層でも自分の将来を見出す学生さんの気持ちがわかり、私も日本からフィリピンや東南アジア、そして世界の良い面、悪い面をみて、自分の夢に向かい知識をつけていきたいと思いました。
外国の方と話す経験が初めてだったので、緊張しました。うまく言葉が出てこなかったので、もっと英語を勉強しようと思います。 スラムでの暮らしを聞いて、日本では信じられない環境で生きてきた学生の方たちは、家族との絆が強いと感じました。
今回のプログラムで英語が飛び交うのを目の当たりにして、とても刺激を受けました。フィリピンの方はもちろん、同じスカラーの仲間が流ちょうな英語を話しているのを聞いて、憧れを抱き、自分も英語力を高めたいと強く思いました。