スプリングプログラム2024を開催しました!
~挑戦しやすい社会のために私たちにできること~
開催概要
2024年3月24日~26日に、「スプリングプログラム2024」を開催しました。
2023年度および2024年度の奨学生50名が一堂に会し「挑戦しやすい社会のために私たちができること」を考え、最終日に発表しました。
主催
一般財団法人教育支援グローバル基金
プログラムへのご支援
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
製品やサービスによるご支援
グリーンコア(株)様、(株)ジーエークレアス様、(株)ビースリー様
開催日時
2024年3月24日~26日
参加学生
エンデバー2023 12名
エンデバー2024 13名
ジャパン未来スカラーシッププログラム2023 11名
ジャパン未来スカラーシッププログラム2024 8名
ジャパン未来フェローシッププログラム2023 1名
インターンシップ 6名 総勢51名
開催地
東京都
スケジュール
1日目
オリエンテーション、アイスブレイク、体験共有、座談会
2日目
チームビルディング、ゲストセッション、ディスカッション、卒業生交流
3日目
発表会、修了式、インターン活動報告会、目標設定ワーク、リフレクション
プログラムハイライト
体験共有
ビヨンドトゥモローでは、共感力のあるリーダー育成のため、お互いについて語り合う体験共有を毎回の対面プログラムで行います。それぞれのバックグラウンドや将来の志、まだ消化しきれていない経験や葛藤していることなどを共有しながら、相手を受け入れ、関係を築いていきます。
ゲストセッション
NPO法人農スクール理事長 株式会社えと菜園 代表取締役の小島希世子様をスピーカーとしてお招きしました。働きたいけど仕事がないホームレスや引きこもりの方と人手不足の農家をつなぐ農スクールの活動内容をはじめ、プログラムテーマである「挑戦」への向き合い方について、様々な視点からお話しを頂きました。
卒業生交流
活動発足から13年が経つビヨンドトゥモローでは、歴代の奨学生との交流にも力を入れています。現在さまざまなフィールドで活躍する卒業生の姿を通して奨学生が自分の将来像を描くことを目的とし、定期的に卒業生と奨学生の交流機会を作っています。今回は卒業生3名に登壇していただき、それぞれが参加した当時の思いや現在の活躍の源泉になっていることについてインターン生が聞き出しました。
発表会
班ごとに提言をまとめ発表し、各界で活躍するリーダーと対話して実現していくための取り組みについて考えました。
6名のオブザーバーをお招きして各班の発表にコメントを頂き、この3日間で考えた提言を日常で実践していくためのアドバイスを頂きました。
「若者が挑戦しやすい社会のために私たちにできること」を会場全体で、世代を超えて考える機会になりました。
株式会社クラウドワークス代表取締役兼CEO吉田浩一郎氏による講話
発表会の後にはクラウドワークス吉田さまによるご講話を頂きました。経済と人の動きの大きな歴史についてのお話しは「挑戦」をテーマに考え抜いた学生たちにとって自分たちを取り巻く環境を大局から考えるとても刺激的なものとなりました。
学生の感想
2023年度エンデバープログラム Hさん
若者が挑戦しやすい社会について考えていく中で、今もなお日々の生活から感じられる失敗=無駄という考え方が多くの日本人に根付いている為、挑戦を躊躇ってしまうということが分かりました。周りの目を恐れ、失敗を避けるのではなく、目指したいこと大好きなことには強い意志を持ち、挑戦を続けていきます。
2023年度 スカラーシッププログラム Kさん
自分を大きくさせてくれる人は、まさに今隣にいる人だと感じました。今後の人生において関わりにくい人や、自分が苦手とする人が出てくるかもしれません。その時に「この人は、自分を成長させてくれる存在」と思い、感謝をしながら生きていきたいと思います。
2024年度エンデバープログラム Sさん
挑戦をする上で、自分たちがつくった方がいい環境やマインドの持ち方を考える経験ができました。人生は大小に関わらず挑戦の連続だと思っているので自分や社会に活かせる部分は沢山あると思いました。
2024年度スカラーシッププログラム Kさん
体験共有などを通して自分の思いを少しずつ相手に伝えられるようになりました。自分の過去が人に役立つことがあり私自身の過去がただマイナスなだけでなくプラスになった瞬間があったことで少しだけ自分の過去を受け止めることができるようになりました。
2024年度エンデバープログラム Nさん
今までは自分自身にも、母にも、兄弟にも、他者に気を遣ってしまい、自分の思いに素直になって行動したり、率直に素直に思いを伝えることができませんでした。ですが、プログラム終了後は他者の思いよりも、自分の気持ちに素直に従って行動したり、発言するなど、他人の目を常に気にして自分の思いを押し殺すことが少なくなりましたし、また、押し殺してしまわないよう、積極的に心がけるようになりました。