公益財団法人教育支援グローバル基金|ビヨンドトゥモロー

5月オンラインプログラム開催報告

~自己を分析し、未来を考える~

 

概要

521日に、ビヨンドトゥモローのエンデバー及びジャパン未来スカラーシップ・プログラムに参加する奨学生を対象に、オンラインプログラムを実施しました!

 

3月に初めてのオリエンテーションを行い、互いを知る機会を持った学生達が、次に取り組むテーマは「自分を知る」ということについて。ビヨンドトゥモローのリーダーシップ・プログラムでは、自らを深く見つめることや、社会を知ることを積み重ね、自身の将来像をイメージしていく過程を重視しています。

 

このオンラインプログラムは、企画から運営までをインターン生が主導で行いました。

将来や進学についてなど、奨学生が今抱えている悩みに対し、「自分を知る」ことがその後進むべき道を考える上での第一歩になると考え、1年間のリーダーシップ育成プログラムの序盤にこのプログラムを設計しました。大学2年生、3年生のインターン生たちは、後輩たちがこのプログラムを受けることで、どのように自分の人生をリードしていけるのかを繰り返し考えながらプログラムを考え、当日のファシリテーションまで行いました。

 

プログラムでは16personalitiesという診断ツールを用いた事前課題や当日のグループディスカッションを通し、自分自身や仲間の特徴を観察し深い理解を促すと共に、それぞれの特徴を活かしたチームの作り方や役割分担についても考えを膨らませることで、リーダーシップやチームビルディングについても考えるきっかけとしました。

 

プログラムハイライト:グループディスカッション

ディスカッションでは、事前課題を通して捉えた自分自身の特徴をチームで共有し、お互いの特徴を生かしながらテーマについて考えました。

困難な状態においても、お互いの特徴を活かすことに集中すれば、思いもよらない解決方法が見つかることが学べたようで、ディスカッション後の晴れやかな表情が印象的でした。

学生の感想

「今まで遠慮していたことも、次は行動に移してみたい」

自分の得意・不得意なことへの認識を深められたことで「今まで遠慮していたことも行動してみたい」と感じました。自分を知った事で安心感が生まれ、一人ではどうにもならないことは周りの力を借りても良いと学ぶことができました。これからは一人で抱え込まず、自分の特性を生かしていきたいと思います。

「オンラインでも、対面しているようにお互いの話を聞くことができました」

自分の特性を仲間と共有することで、自分を受け入れるスピードが速くなったと感じました。今回はオンラインのプログラムということで、コミュニケーションに不安を抱えていましたが、皆でディスカッションしている時に、対面しているようにお互い話すことができ、本当に楽しかったです。頻繁には会えない仲間たちですが、自分の名前を呼んでくれて、沢山話してくれて「プログラムに参加できてよかったな」と心から思いました

「弱みを弱みで終わらせない」

「弱みを弱みで終わらせない」という言葉が印象に残っています。それぞれの特性を知っておくことが人との“距離感のバグ”を解消してくれそうだと感じました。今回使った自己分析診断は16種類のタイプに分けるものでしたが、ビヨンドトゥモローには16種類では分ける事の出来ないほど多くの個性が飛び交っていると感じました。

 

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