公益財団法人教育支援グローバル基金|ビヨンドトゥモロー

金融講座を開催しました!

~金融トラブルとその対策について考える~

金融講座を開催しました

 

概要

5月26日、アコム株式会社様から財務第一部 広報・IR室の萩生田さんを講師にお招きし、金融教育プログラムを実施しました。

成人年齢引き下げに伴い、高校の家庭科の授業では金融について教えることとなりました。今回は奨学生の高校生・大学生に加え、授業改変の転換期だった卒業生にまで対象を広げ、21名の学生が参加しました。

【主  催】一般財団法人教育支援グローバル基金

【協  力】株式会社アコム

【開催地】オンライン

【参加者】ジャパン未来スカラーシップ2022参加学生11名

エンデバー2022参加学生8名、卒業生2名、他スタッフ 

プログラム・ハイライト

 

金融にまつわる分かりやすいレクチャーをいただいた後、グループに分かれてディスカッションを行いました。

「周りの金融トラブルや体験談」「お金に関する不安」など、普段は話しづらいお金に対する気持ちや体験をシェアしながら「金融詐欺事業に誘われた際の断り方」について、知恵を出し合って金融トラブル対策を考えました。

 

参加学生の感想には「よく聞く”リボ払い”について分かりやすく聞くことができ、安心した」「契約の成立は口約束でも成立することに驚いた」「老後資金の額を見て、”こんなに貯められるかな?”と不安になった」と、生涯を通してどのようにお金を考えていくのか、より具体的に考えていたようです。

その一方で、「トラブルが起きた際、誰に相談するか」というアンケートでは「常日頃から相談している身近な人」「どんなことでも相談している、信頼できる友人」などが挙げられ、自分自身の判断軸についても見直す機会となりました。

今回、参加していた大学2年生のYさんは、

「クレジットカードについて”なんとなくは知っているつもりだけれども詳しくはわからない”という状態だったので、今回詳しく解説してもらえたことで持っていた不安を解消することができました。また、身近な相談相手の重要性についても学ぶことができました。それぞれが持つお金に対する不安についての共有では、共感できる悩みや不安がある一方で、その人特有の悩みや不安というものもあったので大変興味深かったです。」

と振り返っています。

最後に、講師の萩生田さんより
「やれる事=やりたい事という価値観で可能性にふたをせず、是非できることを増やして可能性を広げて行ってほしい」
というメッセージを頂きました。
”お金”は時として将来の選択肢を狭める要因にもなり得ますが、今回の講座では金融について具体的に捉え、さらに背中を押して頂くような時間を頂きました。
この度アコム様からは、金融教育プログラムのご提供の他、法人としてのご寄付を頂きました。
萩生田さん、貴重かつ大切な時間をありがとうございました!​​​​​​​

 

 

 

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