目標の立て方から金融のしくみまで ー モルガン・スタンレー協賛プログラムを開催しました
このたび、モルガン・スタンレー様ご協賛のもと、2025 年 6 月〜7 月にかけ、ビヨンドトゥモロー奨学生を対象とした対面およびオンラインの特別プログラムを実施しました。
本プログラムは、金融リテラシーの向上やキャリア形成支援を目的とし、企業訪問や金融講座に加え、オンラインにてゴールセッティング講座および英会話ワークショップを行いました。
対面プログラム:オフィスツアーと金融講座「株の力」
7 月、大学生・高校生奨学生計 13 名がモルガン・スタンレーの日本オフィスを訪問し、オフィスツアーに参加。実際に働く社員の皆さまとの交流を通じて、金融業界の業務やグローバルな働き方について理解を深める貴重な機会となりました。
また、「株の力」と題した英語による金融経済教育の講座では、株式や投資が社会に果たす役割について、ゲーム感覚のワークショップを通じて学びました。学生たちは楽しみながらも真剣に取り組み、それぞれの視野を広げる機会となりました。
参加学生の感想
「起業家の観点、投資家の観点、そして社会全体の観点、この三つを感覚的に吸収できたと思います。」
「様々な視点から株式について学ぶことができて良かったです。こういった機会は本当に希少なので、自分が知りたかったこと、聞きたかったことを網羅できてよかったです。」
「その場その場で、たどたどしくとも(英語で)自分が出来る限りの表現をして、うまく伝えられた時はやっぱりとても嬉しかったです。
オンラインプログラム①:ゴールセッティング講座(日本語)
目標設定の重要性と達成に向けた具体的ステップを学ぶ講座を開催。SMART モデルを用いたワークショップでは、学生一人ひとりが「自分の目標達成プラン」を描き、モルガン・スタンレーの社員の方から直接アドバイスをいただきました。
参加学生の感想
「自分の目標は大きすぎると思っていたけど、しっかりした目標になっていたことが、今回お話してとてもびっくりしました。けれど、簡単な事でも継続することの難しさと、大切さを改めて実感できてとても良い機会でした。」
「丁寧に問いかけながら目標設定のための情報を引き出してくださり、対話の中で自然と目標の輪郭が見えてきました。普段目標設定をする際に、曖昧になりがちな部分も、具体性や測定可能性を重視することで明確かつ実現可能なものへと整理されていく過程が学びとなりました。」
オンラインプログラム②:英会話ワークショップ(英語)
海外研修に向けた準備の一環として、英語での表現力を高めるオンラインワークショップを 4回実施しました。日常会話や社会課題などをテーマに、小グループに分かれて実践的な会話練習を行いました。
参加学生の感想
「文化が違うので、何を話そうかなと思っていたのですが、意外と好きなアニメや映画など共通するものがあったので、たくさん話せて良かったです。話すよりも質問する方が難しいことに気づきました。もっと英語を勉強したいなと思いました。」
「ニコニコしてるだけじゃなにも解決しないことがわかった。わからない時は、はっきりわからないと言わないといけないと特に感じた。」
「英語を話す機会は、ほとんどなくて、特に普段から英語を使う人や母国語が英語の人がどう話すのか聞けたのは、とてもいい経験になりました。ひどい英語だったけれども、あたたかく見守ってくださりありがとうございました。」
本企画を通して、奨学生たちは自身の将来について考えるきっかけを得るとともに、金融や英語というテーマに対する関心を高めることができました。貴重な学びと体験の場をご提供くださったモルガン・スタンレーの皆さまに、心より御礼申し上げます。