一般財団法人教育支援グローバル基金|ビヨンドトゥモロー

フィデリティ投信株式会社様ご提供「金融教育プログラム」を開催しました!

~お金について知り、人生をより豊かに描く~

620日と30日の2回に渡り、フィデリティ投信株式会社様ご協力のもと、「金融教育プログラム」を開催し、計21名の高校生・大学生が参加いたしました。

同社の首席研究員である浦田春河様を講師としてお招きし、「金融教育を通して今後の人生をより豊かに描く」という視点を学び、また少人数に分かれ『幸せはお金に左右されるか、されないか』というテーマについて議論しました。

プログラムハイライト レクチャー/ディスカッション

講師:
フィデリティ投信
フィデリティ・インスティテュート
首席研究員 浦田 春河 (うらた はるか)氏

1994年から97年まで米国にて401(k)プランの販売を担当。帰国後「401(k)プラン~アメリカの確定拠出年金のすべて~」(東洋経済新報社)を執筆。理論・実務の両面から日本の確定拠出年金制度の創設作業をサポート。法施行後も継続的に制度改善策を提言。運営管理機関、コンサルティング会社を経て2019年8月から現職。企業年金連合会政策委員会確定拠出年金小委員会オブザーバー等。

 

 

浦田様によるレクチャーでは、“フィナンシャル・ウェルビーイング”というキーワードを切り口に、お金を通してより人生を豊かに生きることについてお話し頂き、長期的な視点でお金と向き合うことについて考えました。

出典:フィデリティ投信

また、途中には学生同士で小グループに分かれ、『人生における幸せはお金に左右されるか、されないか』というテーマのもと、それぞれの考えや価値観を共有する時間もありました。様々な意見が飛び交い、「そもそも幸せとは何か」という視点で議論するグループもあり、大変盛り上がりました。

プログラムハイライト 質疑応答

後半には質疑応答の時間があり、日ごろ気になっている疑問について浦田様にご回答頂きました。誰もが迷う「お金のこと」を専門家に聞ける、とても貴重な機会となりました。

学生の感想

スカラーシッププログラム参加 Yさん

お金は目的でなく手段であるという言葉が最も印象的でした。経済的に恵まれない中で育った私にとってお金とは必要不可欠なものでしたが、それが目的となっては幸せは得られないと考えることができました。

エンデバープログラム参加 Kさん

私は高校生まで、欲しいものをすぐに購入してしまい、気がついたらお小遣いがなくなってしまっているということが多かったため、これを機に計画的にお金の使い道を考えてから使い、使ったものは記録するというのを徹底しようと思いました。また、お金の貸し借りはせずに、特に高額を貸し借りしようとしている友達がいたら「やめたほうがいいんじゃない?」という声かけをして周りに貢献しようと考えました。

 

高校生や大学生の参加学生たちが、短期的な視点ではなく、人生を通した長期的な視点をもってお金を考えるきっかけとなる貴重な時間となりました!
ご協力いただいたフィデリティ投信株式会社の皆様に心より感謝申し上げます。

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