米国スプリング・プログラム 参加学生の抱負
米国スプリング・プログラムとは
米国プログラムは、2012 年より継続して毎回開催してきたプログラムです。NY 日系人会・ジャパン・ソサエティー村瀬二郎記念奨学事業として開催された 2015 年からは、今回で 6 回目となります。本プログラムでは、選抜された 8 名の若者が米国ハワイを訪問し、アメリカの社会や文化について学びます。今回は特に、「多様性と共生」をテーマに、いかに米国の多様性がアメリカという国を今日の姿にしてきたか、そしてより良い共生社会の実現について考えます。
参加学生たちは、アメリカでの体験を通し、自らの手で社会を変革に導くリーダーとして活躍するビジョンを具体的に描き、将来のキャリアについてより大局的に考えることが期待されています。本事業は、日米両国の架け橋として活躍された故村瀬二郎氏のご遺志を継ぎ、日米交流の担い手となる若者がアメリカの空気に触れ、多くのアメリカ人に出会い、米国社会について学ぶことを目的とした「村瀬二郎記念奨学事業」として運営しています。
海外研修プログラムについて詳しくはこちら
参加学生の抱負
鈴木さん(仮名)
初めての海外で緊張しますが、積極的に行動していきたいと思っています!これまでの対面プログラムでは周りの仲間の凄さに圧倒されて、自信がない事が多かったですが、事前研修で卒業生に励ましてもらった事で不安が小さくなりました。色んな人との繋がりで渡米できることを感じて、現地でがんばってきます!
伊藤さん(仮名)
小学校を訪問する機会があるので、日頃勉強している日本の小学校教育との違いに着目してできれば指導案や校則などを見せてもらい、学びたいと思っています!英語に不安はありますが、できるだけ自分の力でコミュニケーションしていきたいです。今年度インターン生として関わる中で、ビヨンドトゥモローが居場所になれるように力をいれてきたのは、自分にとっても大切な居場所だからでした。ビヨンドトゥモローならではの精神的な強い繋がりを感じながら過ごして、帰って来る頃には活力が沸いてくるように沢山学んできたいと思います!
佐藤さん(仮名)
言語の壁を越えて、質問したい事、発信したいことを悔いが無いように発言したいと思っています!「居場所支援の家を作る」という目標達成に繋がる具体的な知識を持って帰りたいです。ビヨンドトゥモローのプログラムはいつも「楽しかった」だけではなく充実した疲労感があります。今回も充実した時間になるよう過ごしてきたいと思います。
過去の海外研修プログラムの様子
加藤さん(仮名)
多様性指数1位のハワイで、多文化をどのように大切にしているのかを知りたいと思っています!ハワイの文化を知りながら、自分自身のバックグラウンドも発信してより考えを深めて提言作成に活かしたいです。趣味で茶道・華道をしているので、ファミリーデイ(半日ホームステイ)で時間があれば、一緒に抹茶を点てて交流したいです。
白石さん(仮名)
英語が伝わらない時も諦めず、他の言い方に変えたりして交流したいです!大学では同じような興味関心・背景の人との関わりが多いですが、ビヨンドトゥモローではそれぞれのバックグラウンドを持つ仲間たちがいます。同じことを見聞きしても違う事を感じ、考え、解釈も違ってくると思います。それぞれの価値観を合わせていく提言作成はいつもわくわくするので、今回も楽しみです!
須藤さん(仮名)
始めての海外で自分がどんな反応をするのか楽しみです。大学では地域研究を選考していて、世界の社会問題について議論する場面では、海外の経験がある人と経験がない自分とでは、発言に違いがあると思っていました。今回の経験を通して、自分が観た視点で世界の社会問題について語れるようになれたらと思っています!
岡本さん(仮名)
今年度の始めに「知らない世界を知っていく」という目標を立てていたので、初めての海外は貴重な機会です。将来は教員になる予定ですが「どんな先生になりたいか」という先生像がまだ曖昧なので、ハワイの教育機関で学んできたいと思っています。
中川さん(仮名)
ハワイの多文化共生社会の仕組みを観察し、将来先生になった時「一つのクラス」のなかでどうすれば色んな価値観が共存できるのかについて考えたいと思っています。ビヨンドトゥモローの仲間といると、自分の視点に加え、仲間の視点をとおして同じ物事から学ぶことができるので、今回も楽しみです。
過去の海外研修プログラムの様子