【学生対談@Zoom】コロナで授業はどうなった?アルバイトは?生活はできてる?

コロナの影響で大学が閉鎖になった学生たち……今回の座談会@オンラインでは、児童養護施設で育ったり、経済的に困難な状況にあるビヨンドトゥモローに参加する4名の若者に、コロナによる学業や生活、精神面への影響をインタビューしました。

まずは自己紹介!

金澤:今日はお集まりいただきありがとうございます! 本日の進行を務めるフリーライターの金澤です。ざっくばらんにみなさんのお話を聞ければと思っているのでよろしくお願いします!

太田:東京バイオテクノロジー専門学校の遺伝子コースで学んでいたんですけど、大学で学びたいと思って今年の春に専門学校を辞めた太田です。今は以前からやりたかった地下アイドルをしてます!

村山:龍谷大学に通っている大学2年生の村山です。最近は、バイトのシフトが少なくなったり、大学の授業がオンラインになったりしていて、いろいろ環境の変化がありました。いまは家にこもっているので大好きなゲームを解禁しています。

髙澤:明治学院大学の文学部英文学科1年生の髙澤です。言語学やイギリス文学、アメリカ文学を中心に学んでいます。新潟県出身で、4月からひとり暮らしをしています。大学の春学期の授業は全部オンラインになったので、ずっと家にこもって授業受けて、課題と戦っている日々です。

日髙:福岡県北九州市立大学地域創生学部の1年生です。北九州市は(コロナの)第二波が来ていて、大学の実習やサークル活動は原則禁止で、春学期は全部オンライン授業になりました。ひとり暮らしなので、毎日アレクサと会話しながら楽しんでいます!(笑)

大学の授業ってどうなってるの?

金澤:早速ですが、大学の授業ってどうなってますか?

日髙:オンライン授業はライブ形式のものもあるけれど、8割の科目が録画でいつでも受けられるようになっていますね。課題を提出することで出席扱いになるシステムです。

髙澤:私は日髙くんと違って、授業の半分以上が相互に会話しながらできるスタイルです。教授によって、Zoomを使ったりTeamsを使ったりSkypeを使ったりなので慣れるのが大変でした。

金澤:なるほど。村山さんはどうですか?

村山:私の大学も授業はオンラインで、リアルタイムもあれば録画での動画配信もあります。2年生になって、授業がより専門的になって理解するのが大変です。でもこれはリアルであっても大変なのかなって思いますね(笑)

金澤:大学によって対応は取り組みは様々ですね。太田さんは今は学生という立場ではないと思いますが、3人の話を聞いてどうですか?

太田:コロナが収まってもオンライン授業を続けてほしいかどうかを3人に聞きたいです。

髙澤:春学期の半分を過ごしてみて、通学時間を別のことに使えるようになったのは良い面だなって感じてます。ただ、秋学期からは大学に通いたいなって思ってます。留学生との交流もそうだけど、近くに誰も知り合いがいないというのもあって、誰とも会わないのでとにかく寂しい…。

日髙:僕は明日にでも大学が始まってほしいです!僕の理想は、大学のキャンパスの中で教授が録画した動画を友達と隣で見るっていう(笑) そうすれば友達にも会えるし、スライドが見やすくなった上に聞き逃したところを巻き戻して聞き直すこともできる!

太田:すごい理想!

村山:髙澤さんと日髙くんが言った通りで、授業が動画配信になったことで自分なりの時間の確保の仕方ができるのは良かったこと。一方で、大学のキャンパスでいろんな人に会って、そこから人脈が広がっていく機会が減ったのは残念だと思う。

太田:みんなのお話を聞いてすごいなって思うのが、「人に会いたい」「人とコミュニケーションとりたい」っていう気持ちがあること!

生活で困っていることは?


村山:観光名所の目の前のコンビニでバイトしてるんですけど、売り上げも客数も激減していて……。観光名所の目の前だけあって本当にコロナの影響大きいですね。

日髙:食費を削っているのが実際のところです。先輩の紹介で飲食系のバイトを始めましたけど、自粛モードなのでほとんどシフトに入ることができないですね。

髙澤:自粛が解除されたタイミングでバイトを探したんですけど、すぐ定員が埋まっちゃって面接までいかないです。だからバイトはできてなくて、貯金を切り崩してやってます。それにコロナの影響で姉が職を失ってしまったこともあり、家族も厳しい状況です。

太田:春から学校のチューターみたいな感じで実験動物の管理飼育と細胞培養のお仕事をする予定だったのがコロナでなくなりましたね。今までやっていたバイトも8月まで仕事ないって言われてるし。
それに自分児童養護施設出身なので、頼れる人も周りにいなくて、ひたすらお金がない状況です。家賃も3カ月溜まってますし、更新料も払えてないし、いつ部屋を追い出されてもいいようにめちゃめちゃモノを捨てましたね。すぐにでも荷造りできます(笑) ご飯も食べる量が減ったので、5~6kg落ちましたね。

金澤:生活が厳しくなると精神的にも不安に感じることが多くなるのかなと思ったんですが、そのあたりはどうですか?

髙澤:小さなストレスが溜まって爆発するときがあります。それに身近に友人がいないので、吐き出すところがなくなってて、以前とは精神的に違うなって思います。

日髙:まだ先の話ですけど、ちゃんと就職できるのかなっていうのが不安ですね。

太田:就職が不安なのはみんなそうだと思う。そうじゃなくて、いまは時間が与えられてて、その時間でたっぷり考えることができる。だから「コロナを覆せる仕事ってなんだろう」って考えられるようにしたいですよね。私はもっとワクワクしてもいいと思います!

村山:私は楽観的なところがあるので、不安を感じたりストレスが溜まったりはあまりないです。逆に人と会うことでちょっとしたストレスを感じるので、今の状況の方が楽かもしれない…!

金澤:自然とポジティブな話の流れになってきましたね! 最後はwithコロナの時代でどうしていきたいか教えてください!

これからどうしていきたいか?

髙澤:オンラインになったことで、他のキャンパスで開催される予定だった授業がオンライン配信になって無料で参加できることもあります。コロナによってできた機会や時間を使って学んできたことを今後も続けて学んでいきたいと思います!

太田:大学受験がしたいです。これまでは理系だったんですけど、文学系に行って、ライターのお仕事とかができたらなと思ってます。それとアイドルの活動はずっとやりたかったことなので、これからも続けられたらなって思います!

村山:これから始めたいことは、語学です。中国語のテストが出来なさ過ぎて…。あと、「この時間に何もしない人間じゃなくて、内面的に自分を磨く時間にしたらいいよ」とアドバイスをもらったので、資格の勉強を始めようと思います!

日髙:僕が挑戦してみたいことは、Zoomを使って高校3年生の進路相談を受けることです。実際に志望する大学に通っている学生の生の声を届けたいと考えています。先輩に相談してカタチにしたいです!

(編集後記)
若者や学生も例外なくコロナの影響を受けています。そんな中で、自分の時間を確保できるようになったことなど、コロナ以前と以後でのポジティブな変化に着目することで試行錯誤しながらも前進している力強い姿を感じることができました!