フィリピンの若者がフィリピン・レイテ島で防災プログラムを開催

ビヨンドトゥモロー 夏季グローバル研修2014・アジアプログラムに参加したフィリピン人の若者たちが、2013年の台風ヨランダで甚大な被害を受けたレイテ島で、2日間に渡る防災プログラムを開催しました。本プログラムは、フィリピン大学タクロバン校の学生連合であるKALAYAAN-LMとの共催の下に行われ、学生及び社会人17名が参加しました。

2014年のアジアプログラムの際に、台風ヨランダで被災した地域を訪問し、地域住民へのインタビューを行った際に、災害に対する事前知識や情報が欠如していたことを学んだ経験を踏まえ、地域住民と連携しながら、防災についての意識を高める活動を行いました。

本プログラムを更に広範に展開すべく、フィリピンの地で、ビヨンドトゥモローの活動に参加した若者たちが積極的な取り組みを続けていくことが期待されます。

プログラム概要

2015年5月1日

午前

Dagami North Central School(小学校)訪問、防災授業の開催

午後

「Anibong(沿岸地域)」訪問、視察、インタビュー

地域住民宅でのホームステイ

5月2日

提言作成

運営メンバー

 フランシスコ・バングイス
ICAN Foundationプロジェクトオフィサー(フィリピン大学ヴィサヤス・タクロバン校 コミュニケーション・アーツ専攻卒業)

レイテ島ダガミ出身。将来、両親を経済的に支援したい思いのもと、高校の同級生の多くが大学進学しない中、フィリピン大学に進学。そこで、2013年にフィリピン大学ヴィサヤス・タクロバン校ステューデント・カウンシルの会長に選出される。また同年3月には、キズナプロジェクトに参加し、フィリピンの青年大使として岩手県久地市を訪問。台風ヨランダの後、学生会会長として、被災した学生などの支援を主導する。災害を経験したことから、タクロバンの若者が街の復興に貢献できるよう促していきたいと考えている。キズナプロジェクトに参加した経験を活かして、ビヨンドトゥモローの活動に参加し、フィリピンと日本の架け橋になりたいと願っている。

 チャールズ・マルナラン
レイテ島職員(フィリピン大学ヴィサヤス・タクロバン校 心理学専攻卒業)

レイテ島タクロバン市出身。経済的に厳しい中、家族が支えて大学まで卒業することができたというバックグラウンドを持つ。大学在学中には、ステューデント・カウンシルの議員に選出される。また、大学内外の様々な団体にも参加。2013年には、日本の外務省が主導するJENESYS 2.0プログラムの参加者に選出され、京都を訪問。フィリピンの青年大使として活動。台風ヨランダの後故郷が荒廃した姿を見て、困窮している人を支援することで社会に貢献し、若者を支援することで復興を促進させたいと考えるようになる。ビヨンドトゥモローの活動では、災害の辛い経験だけでなく、故郷の歴史や美しさを伝えたいと考えている。