G1サミットにて、ビヨンドトゥモローのセッションを開催しました

 2012年2月10日(金)~2月12日(日)に開催されたG1サミットにて、ビヨンドトゥモローのセッションを開催させていただきました。

G1サミットは、混迷する世界にあって、次世代を担うリーダー層が集い、学び、議論し、日本再生のヴィジョンを描くための場として2009年に始まったハイレベル会合です(http://g1summit.com/)。第4回目の開催となった本年の会合では、「日本再創造に向けたビジョンと行動」というテーマで様々な議論が交わされました。

今年度のG1サミットでは、2月11日(金)のランチセッションにて、ビヨンドトゥモローの取り組みをご紹介する機会をいただき、3名の高校生が、東日本大震災の体験と、未来の展望について発信しました。

東日本大震災から1年を目前に、今なお多くの課題を抱える被災地の現状を3名の高校生が、被災地代表として各界のリーダーに訴える機会となりました。

本企画にご協力いただきました、G1サミット事務局をはじめ、関係者の皆様に御礼申し上げます。


 「津波で両親を亡くしたけれど、毎日の生活が大変で、いつまでも悲しんでいる余裕などありませんでした。震災後様々な経験をしたことで、私には大きな目標ができました。それは、陸前高田市の市長となることです。自分の故郷を、以前のような活気ある街へと、この手で導きたいと思っています」 菊地将大 岩手県立高田高等が高3年


 「トンネルを抜けた時、建物のない光景が広がりました。それは、それまでに得た情報で覚悟はしていた光景でしたが、その世界には、覚悟していなかった事実がありました・・・・それは、この世界から、母と祖母が消えていたことでした」「それでも自ら命を絶たずに生きてきたのは、亡くなった母や祖母、そして家族のために少しでも故郷の復興に尽力したいと思ったからでした。そしてそれこそが生き残った僕の使命だと考えるようになりました」
千葉真英 岩手県立大船渡高等学校3年


 「震災は、私から家だけでなく、夢を奪いました。私には、音大に進み、音楽教師になりたいという夢がありましたが、震災で家を失い、父は職を失いました。その状況のなか、私は、夢を諦めるしかありませんでした・・・・復興、復興といわれても、私の心は止まったままでした」「でも、今の私には、新しい夢があります。被災地の復興のために、地域活性化や、暮らしやすいまちづくりを学ぶことです。そして、海外に留学したいという夢も出来ました」
目黒妃呂美 福島県立相馬東高等学校3年